宿構(読み)しゅっこう

精選版 日本国語大辞典 「宿構」の意味・読み・例文・類語

しゅっ‐こうシュク‥【宿構】

  1. 〘 名詞 〙 詩文などを予めこしらえておくこと。また、その詩文。
    1. [初出の実例]「応響而和、甚於宿搆焉」(出典本朝文粋(1060頃)八・延喜以後詩序〈紀長谷雄〉)
    2. [その他の文献]〔魏志‐王粲伝〕

しゅく‐こう【宿構】

  1. 〘 名詞 〙しゅっこう(宿構)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「宿構」の読み・字形・画数・意味

【宿構】しゆくこう

前もって詩文を用意する。〔三国志、魏、王粲伝〕善くを屬(つく)り、筆を擧ぐれば(すなは)ちる。~時人常に以て宿と爲す。然れども正に復(ま)た覃思(たんし)(思いをこらす)するも、亦た加ふる能はざるなり。

字通「宿」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む