孕箸(読み)はらみばし

精選版 日本国語大辞典 「孕箸」の意味・読み・例文・類語

はらみ‐ばし【孕箸】

  1. 〘 名詞 〙 まん中が太く、両端が細くなっている箸。正月の祝いなどに使う。また、割箸の間に楊枝をはさんだものをもいう。
    1. [初出の実例]「僕の持って来たのは、皆な孕(ハラ)み箸(ハシ)であって、之をぱっと二つに割ると、中から小楊枝が飛び出すので」(出典:大英游記(1908)〈杉村楚人冠〉本記)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む