孝信(読み)こうしん

精選版 日本国語大辞典 「孝信」の意味・読み・例文・類語

こう‐しんカウ‥【孝信】

  1. 〘 名詞 〙 孝と信。親によく仕え、他にまことを尽くすこと。また、目上の人をうやまい、人にまごころをこめて接すること。
    1. [初出の実例]「されど世にあらせ給ふほどは孝信(カウシン)をまもりて勤(ゆめ)色にも出さざりしを」(出典:読本・雨月物語(1776)白峯)

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「孝信」の解説

孝信 こうしん

?-? 南北朝-室町時代の僧。
九条経教(つねのり)(1331-1400)の子。法相(ほっそう)宗。奈良興福寺大乗院門跡(もんぜき)。権少僧都(ごんのしょうそうず)となるが,衆徒の訴えにより配流された。

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