孝順(読み)コウジュン

デジタル大辞泉 「孝順」の意味・読み・例文・類語

こう‐じゅん〔カウ‐〕【孝順】

[名・形動]親に孝行を尽くし、その意に逆らわないこと。父母によくしたがうこと。また、そのさま。「孝順な心」

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精選版 日本国語大辞典 「孝順」の意味・読み・例文・類語

こう‐じゅんカウ‥【孝順】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 親に孝行を尽くし、その意に柔順であること。まごころをこめて親につかえること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「詔。上自曾祖、下至玄孫、奕世孝順者、挙戸給復、表旌門閭、以為義家焉」(出典続日本紀‐大宝二年(702)一〇月乙卯)
    2. 「孝順(カウジュン)の心ありて」(出典:米沢本沙石集(1283)一〇本)
    3. [その他の文献]〔国語‐楚語上〕

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普及版 字通 「孝順」の読み・字形・画数・意味

【孝順】こう(かう)じゆん

父母によくつかえ順う。〔後漢紀、安帝紀上〕人のるに、幼なれば則ち其の孝順にして好學なるを、長じては則ち其の愛にして能くふるをる。

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