季節性アレルギー(読み)きせつせいあれるぎー

日本大百科全書(ニッポニカ) 「季節性アレルギー」の意味・わかりやすい解説

季節性アレルギー
きせつせいあれるぎー

アレルギーのうち特定の時期にのみ発症するものの総称。原因物質によってさまざまな種類がある。春先によくみられるスギ花粉に代表される花粉アレルギー(花粉症)が有名であるが、スギ花粉には秋口に飛散するものもある。秋によくみられる花粉アレルギーの原因物質としては、ほかにブタクサやヨモギなどのキク科植物、シバやススキなどのイネ科植物、カナムグラなどのアサ科植物がある。ブタクサは繁殖力旺盛(おうせい)な北アメリカ原産の外来種で、空中に花粉が飛散してアレルギー性鼻炎やアレルギー性結膜炎など鼻や眼に花粉症の症状を引き起こすほか、花粉が微粒であるため喘息(ぜんそく)の原因ともなる。ヨモギは野原や道ばたに全国どこでもみかける多年草で、またカナムグラは木などにつるで絡みついて自生し、これらも花粉を空中に飛散させて花粉症を引き起こす。

[編集部 2017年4月18日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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