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花粉症 かふんしょうpollinosis

翻訳|pollinosis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

花粉症
かふんしょう
pollinosis

アレルギー性鼻炎のうち,特に花粉の飛散期である春と秋に限定して起きるものをいう。普通のアレルギー性鼻炎の場合,日本では主に室内塵 (ハウスダスト) やそれに含まれるコナダニ,チリダニが抗原となるが,花粉症ではスギ花粉やブタクサ花粉,稲科植物 (カモガヤオオアワガエリなど) の花粉が原因となってI型アレルギー (免疫グロブリンの一つである IgE抗体が関与する反応) を起す。くしゃみ,鼻水,鼻づまりのほかに,眼,皮膚,のどなどにも発赤や腫脹が起り,さらに全身症状や気管支喘息を随伴する。花粉の飛散期を過ぎると突然,症状は消失する。花粉が原因であることが証明されなかった 1873年以前には,誤って枯草熱 (こそうねつ) hay feverといわれた。治療には対症的に抗ヒスタミン剤や局所用ステロイド剤の使用が試みられるが,最も効果的なのはマスクなどによって花粉の吸入を避けることである。また,開花期の数週間前から花粉毒素を使って脱感作を行うこともある。

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知恵蔵の解説

花粉症

花粉によって起こる即時型アレルギー。原因となる花粉はスギやヒノキなどで、外国ではブタクサやカモガヤなど、雑草の花粉も多い。くしゃみ、鼻水、鼻づまりといったアレルギー性鼻炎の症状や、目のかゆみ、充血などの目のアレルギー性結膜炎の症状を伴う。治療としては、抗アレルギー薬やステロイド薬の服用、点鼻、点眼などがあり、花粉対策としてマスクやゴーグルを着用する。

(今西二郎 京都府立医科大学大学院教授 / 2007年)

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

花粉症

体内に入った花粉を異物と認識して抗体を作る「免疫反応」が過剰になって起こるアレルギー疾患。花粉を体外に出そうとして、くしゃみや鼻水、涙などの症状が出る。最も多いのはスギ花粉症で、2008年に実施された全国的な調査では、スギ花粉症の有病率は26.5%。子どもも発症し、5~9歳で13.7%、10~19歳では31.4%だった。春に多いスギやヒノキのほか、春から初秋にかけてはカモガヤなどのイネ科、夏から秋にかけてブタクサやヨモギなどキク科の花粉が原因となる場合もある。

(2017-03-01 朝日新聞 朝刊 生活1)

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デジタル大辞泉の解説

かふん‐しょう〔クワフンシヤウ〕【花粉症】

花粉によって起こるアレルギー。花粉が鼻や目の粘膜に触れることにより、くしゃみ・鼻水や、目の充血・かゆみなどの症状が起こるもの。枯草熱(こそうねつ)。
[補説]原因となる植物は50種以上あるとされる。春のスギヒノキ、秋のブタクサヨモギが代表的であるが、シラカバハンノキケヤキブナカモガヤなどによっても起こる。

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百科事典マイペディアの解説

花粉症【かふんしょう】

花粉が原因となってIgE抗体が関与して起こるアレルギー性疾患。花粉が抗原として体内に侵入すると,抗原抗体反応によってヒスタミンなどが分泌され,鼻づまり,眼のかゆみ,流涙,咳(せき),発熱など,風邪様の症状を示す。
→関連項目スギ(杉)ディーゼル排出ガス公害甜茶

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とっさの日本語便利帳の解説

花粉症

主にスギ花粉によって起こる即時型アレルギーを指すが、スギ花粉だけでなく、ヒノキ、ブタクサなど様々な植物の花粉が原因となる。

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家庭医学館の解説

かふんしょう【花粉症 Pollinosis】

◎特定の花粉が原因に
[どんな病気か]
[原因]
[症状]
[検査と診断]
◎花粉を避けることがたいせつ
[治療]
[日常生活の注意]
[予防]

[どんな病気か]
 花粉症とは、おもに裸子植物(らししょくぶつ)の花のおしべにできる花粉が、風にのって鼻や目に入り、アレルギー症状をおこす病気です。
 大きく分けて、樹木の花粉と草の花粉があり、開花期になると花粉症の患者さんは、特定の花粉に反応して、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、流涙(りゅうるい)などの症状が出ます。
 日本に多いスギ花粉症(かふんしょう)は、東北より西に多くみられ、毎年2~3月の初めから症状が現われ、4月の終わりまで続きます。
 北海道ではイネ科の植物の花粉による花粉症が多くみられ、多くの患者さんがこの病気で悩んでいます。

[原因]
 花粉症の原因として、スギ花粉がよく知られていますが、ほかにカモガヤ、チモシーなどのイネ科、ブタクサ、ヨモギなどのキク科、カナムグラ(クワ科)などの草の花粉のほか、スギと同類のヒノキ、ハンノキ、マツなどの樹木花粉による花粉症があります。ある地域に特有のヤシャブシ(本州)、カンバ(北海道)といった植物の花粉による花粉症もあります。
 また、果実や観賞用の花の栽培に従事する人たちがかかる花粉症の原因植物として、リンゴ、ナシ、モモ、イチゴ、バラ、コスモス、キク、ブドウなどが知られています。
 いずれの花粉も非常に軽く、風にのって受粉できるようになっているため、多少の風が吹くだけで、空中に大量に飛ぶという性質があります。
 花粉の飛散期(ひさんき)は、それぞれの植物の種類によって異なるので、1年のなかで、ある季節だけに発症するのであれば、その季節にだけ飛散する花粉が原因と考えられます(図「日本におけるおもな花粉飛散と季節」)。
 このような病気は、アレルギー反応(免疫のしくみとはたらきの「アレルギー反応」)によっておこります。
 そのしくみは、ある花粉が大量に鼻や目に入ると、体内で免疫反応(めんえきはんのう)がおこり、花粉という異物(いぶつ)(抗原(こうげん))に対して結合するIgE抗体というものが増え、免疫的に記憶されます。
 つぎに目や鼻に入った花粉抗原は、それらの粘膜(ねんまく)で抗体と反応し、その情報を受けて、粘膜にある肥満細胞(ひまんさいぼう)と呼ばれる細胞から、神経や血管を刺激するヒスタミンなどの刺激物質が放出され、かゆみや鼻汁(びじゅう)の分泌(ぶんぴつ)などの症状がおこるのです。
 スギ花粉症の患者さんが、昭和50年を境として急激に増えたのは、戦後の植林政策によって、スギの花粉量が増えたことに加え、自動車の増加にともなう排気ガス、食生活の変化などの影響により、IgE抗体がつくられやすい環境になったためとみられています。

[症状]
 花粉症の特徴は、鼻と目に症状が出ることです。鼻の症状は、くしゃみ、鼻水、鼻づまりで、さらされる花粉の量(期間)が増えると、のどにも、かゆみや痛みなどの症状が出てきます。
 目の症状は、まぶたの粘膜のかゆみや流涙がみられます。アトピー性皮膚炎(せいひふえん)(「子どものアトピー性皮膚炎」、「おとなのアトピー性皮膚炎」)をともなう人は皮膚症状の悪化もみられることがあります。
 これらの症状は、花粉の飛散の開始とともに現われます。なかでもスギ花粉症の場合は、春一番(はるいちばん)といわれる南風が吹き始めると同時に、これらの症状が急に現われます。

[検査と診断]
 毎年一定の季節になると、必ずこのような症状が出る場合は、花粉症が疑われます。確実に診断するための一般的な検査法としては、症状そのものがアレルギー反応によるものかどうかを調べるものと、アレルギー反応によるものであるならば、その原因(抗原)は何かを調べるものの2種類があります。
 前者については、鼻や目の症状がウイルスや細菌による感染など、ほかの病気の可能性もあるので、これらの病気を除外する検査が行なわれます。このために、鼻汁の検査を行なって鼻汁中に好酸球(こうさんきゅう)という細胞が増えているかどうかをみます。
 もし、好酸球が鼻汁中に増えていれば、症状がアレルギーによるものであると診断できます。
 つぎに抗原は何かを調べるための検査が行なわれます。からだの中に、どういう抗原に対するIgE抗体が増えているかをみるため、皮膚テスト(ツベルクリン反応のように皮膚の浅いところに抗原を含んだ液を注射する、あるいは皮膚に傷をつけたところに抗原液をたらして反応をみる)や、患者さんの血液をとって、そのIgE抗体を試験管の中で測定します。
 ある花粉に対するIgE抗体が陽性と出たら、その花粉の飛散時期と症状の出る時期が一致することを確認します。
 一般的には、皮膚テストまたは血液検査によるIgE抗体の検査は、花粉など吸入性抗原10種類を同時に行なうことができます。その抗体のなかから、たとえばスギ花粉だけが陽性と出て、2~4月に症状があると確認されれば、スギ花粉症と診断がつくわけです。
 皮膚反応や血液検査で、IgE抗体の値が陽性と出ても、季節性の発症がなければ、花粉症とは診断されません。

[治療]
 治療法としては、抗原との接触を避けること、薬物療法、減感作療法(げんかんさりょうほう)、手術などがあります。
 症状を改善するために、種々の薬物が用いられます。抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬、ステロイド薬、抗コリン薬、血管収縮薬などです。
 抗ヒスタミン薬は、鼻、目のかゆみ、くしゃみ、鼻水を抑える作用があり、効果が30分以内に現われます。
 ただし、副作用として多少の眠けがともなう場合もありますから、車の運転時などには注意が必要です。最近は、眠けのない抗ヒスタミン薬が発売されるようになりました。内服するものと、局所に噴霧するものとがあります。
 抗アレルギー薬は、肥満細胞から刺激物質の放出を抑えるはたらきがあり、効果が現われるまでに、長期間の使用が必要ですが、くしゃみ、鼻水のほか、鼻づまりにも効果があります。
 また、アレルギー症状の発現を予防する効果があることも、抗アレルギー薬の特徴といえます。これにも、内服するものと噴霧するものがあります。
 ステロイドとは、副腎皮質(ふくじんひしつ)ホルモンのはたらきをもつ薬で、炎症をしずめる強い作用のほか、細胞の数、性質を変化させる効果があります。
 この薬には、ほかの薬では得ることのないこのような作用がある反面、経口投与(内服)によって免疫能の低下(感染しやすい)、高血圧、糖尿病の悪化などの全身の副作用があります。現在、一般には、使用量を少なくすることによって、副作用をきわめて少なくしたステロイドの外用剤が使われています。こうした局所ステロイド薬は、鼻のかゆみをなくし、くしゃみ、鼻水の回数を減らしたり、鼻の粘膜の腫(は)れをとるのに有効です。効果が出るまでに数日かかります。
 服用薬としては、抗ヒスタミン薬とステロイド薬の複合剤が市販されていますが、全身への副作用の点から、長期間の服用には注意が必要です。
 また、抗コリン薬は、鼻水の多い患者さんに、局所噴霧で使われます。
 最近は、IgE抗体の産生を抑える薬も市販されています。
 また、目の症状に対しては、抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬、ステロイドの点眼薬(てんがんやく)が用いられます。
 以上の薬物は、花粉症の個々の症状を抑える薬ですが、鼻や目の症状がかなり重い病気ですから、これらの薬を単独で使うよりも、2種類を組み合わせて使うことが多くなっています。
 減感作療法は、抗原を皮内(ひない)に注射することによって、少しずつからだをならしていくという考えで始められた方法です。効果が持続するので根本的療法にもっとも近い療法といえます。
 この注射は、最初の2~3か月は週2回、あとは週1回を1か月、2週に1回を2か月、1か月に1回を2~3年間続けます。すると、治療を中止しても長年にわたり効果があります。
 現在、スギ花粉症に対する減感作療法の効果をより高める、注射用エキスの開発が進行中です。

[日常生活の注意]
 花粉にさらされないようにすることは、症状が出るのを予防するために、もっとも重要なことです。
 そのためには、花粉情報に注意し、飛散の多い日の外出を避けるか、あるいは外出時にはガーゼマスク、帽子、めがねをつけるようにします。
 帰宅時には、コート、帽子などを外でたたいて、花粉を落としてから部屋に入ります。
 また、部屋の中に花粉が入ったり、浮遊したりしないよう、窓を閉めます。また、ふとんや洗濯物を外に干すのをやめます。部屋は加湿して、床はぬれたぞうきんでよく清掃します。

[予防]
 精神的ストレス、睡眠不足、疲労、多忙といった都市型の生活は、大気汚染とともに鼻粘膜(びねんまく)の抵抗力を弱め、正常の機能を乱す原因ともなります。このような悪い環境は、鼻汁の分泌能を変え、粘膜を流れる血液量を変えてしまい、異物が侵入しやすくなる原因にもなります。
 生活環境の改善は、治療にも予防にもつながることを、よく理解しておかなければなりません。

かふんしょう【花粉症】

 風媒花(ふうばいか)(風にのって花粉をとばす花)の花粉が原因でおこるアレルギー性の病気を総称して花粉症といいます。
 アレルギー性鼻炎(せいびえん)(鼻過敏症(「鼻過敏症(アレルギー性鼻炎/血管運動性鼻炎)」))、アレルギー性結膜炎(せいけつまくえん)(「アレルギー性結膜炎(アレルギー性鼻結膜炎)」)、ぜんそく(「ぜんそく(気管支ぜんそく)」)などがその代表です。
 花粉(抗原(こうげん))を吸入しているうちに、これに対する抗体(こうたい)が体内で産生され、抗原が体内に入ると抗原抗体反応(こうげんこうたいはんのう)がおこって症状が出現します。
 原因となる植物はその土地の植生によって異なり、日本ではスギ花粉症が多く、アメリカではブタクサ、イギリスではイネ科の花粉症が多いなどの特徴があります。
 花粉症は、原因植物の開花期に一致した季節性をもって症状が出ます。
 スギは2~4月、イネ科のカモガヤ、オオアワガエリ、スズメノテッポウなどは5~6月、ブタクサは8~9月、ヨモギは9~10月ころに症状が出現します。
 職業に関係したイチゴ、リンゴ、モモなどの果物の花粉症も報告されています。
 治療は、アレルギー性鼻炎やアレルギー性結膜炎と同様に行ないます。

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世界大百科事典 第2版の解説

かふんしょう【花粉症 pollinosis】

植物の花粉が原因となって起こるアレルギー性疾患,いわゆる花粉アレルギーで,以前は枯草熱hay feverといわれ,欧米で,サイロに牧草を入れるときに鼻粘膜のかゆみと痛み,くしゃみ,鼻づまり,鼻汁,涙などの発作を起こすものをいった。歴史的には古代ローマのガレノスが同様の記載をしている。19世紀末に,これらの症状が花粉によって起こることが証明され,花粉症と呼ばれるようになった。日本で花粉症に関する詳細な研究報告がなされたのは1960年荒木英斉によるブタクサ花粉症がはじめてで,次いで,64年にスギ花粉症,牧草花粉症などが報告され,多くの花粉症が知られるようになった。

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大辞林 第三版の解説

かふんしょう【花粉症】

花粉によって粘膜が刺激されて起こるアレルギー。結膜炎・鼻炎・喘息などの症状が見られる。原因として春先のスギ・ヒノキ、初夏のオオアワガエリ、秋のブタクサ・ヨモギなどの花粉が知られている。枯草熱こそうねつ

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

花粉症
かふんしょう
pollinosis

花粉の飛散期に一致して、目のかゆみ、充血、流涙、くしゃみ、水様鼻汁、鼻閉(鼻づまり)など、目・鼻アレルギー症状を呈するものをいう。季節性発症が特徴でもあるので季節性鼻炎ともいい、欧米では枯草(こそう)熱hay feverともいわれる。花粉による喘息(ぜんそく)は花粉症には含めず、花粉喘息という。花粉喘息を伴っているときは喘息合併花粉症という。
 原因となる花粉は風媒花粉が主で、日本で重要なものに、春のスギ、ヒノキ、シラカンバなど、秋のブタクサ、ヨモギ、カナムグラなどのほか、春から秋にかけてはカモガヤ、ホソムギ、オオアワガエリ、ナガハグサといったイネ科植物がある。とくにスギの花粉は2月上旬から飛散し、4月上旬にかけてピークを形成するが、抗原性が強く飛散量も多いので、近年患者が増加している。
 花粉症は型(即時型)アレルギー疾患の代表的なもので、診断には症状出現の季節性を確認したり、いろいろなアレルゲン誘発試験や皮膚試験が行われる。すなわち、皮膚反応を調べる貼布(ちょうふ)試験(パッチテスト)をはじめ、一定濃度のアレルゲンを含有する円形濾紙(ろし)片(ディスク)を使った鼻粘膜誘発試験、ラジオ・アイソトープで標識した抗原あるいは抗体を使って微量の抗体あるいは抗原量を測定するラジオイムノアッセイ法の一種であるRAST(ラジオアレルゴソルベントテスト)などがある。
 対症的治療としては、化学伝達物質遊離抑制剤(鼻内噴霧や予防的に内服する)や抗ヒスタミン剤、副腎(ふくじん)皮質ホルモン剤(内服するか、ベクロメタゾン吸入を行い、注射は避ける)、点鼻血管収縮剤(鼻閉に用いる)などが使用される。これらの治療で症状がコントロールできないときには、減感作(げんかんさ)療法やヒスタミン加ヒト免疫グロブリン剤注射を併用する。花粉への暴露を転地などで避けることが望ましく、マスクの着用も症状の軽減には役だつ。[高橋昭三]

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世界大百科事典内の花粉症の言及

【鼻アレルギー】より

…小麦粉のような食品,消化剤のような薬剤,カビ,ほこりやほこりのなかにいるダニ,動物のふけや毛のようなものまで,すべてアレルゲンになる。花粉は春のスギ,夏のカモガヤ,秋のブタクサが有名で,花粉アレルギーの人はその花粉が飛散する時期だけとくに症状が悪化し,眼のかゆみを伴うという特徴をもち,〈花粉症〉ともいわれる。臨床的に鼻アレルギーとほとんど同じ症状を呈しているにもかかわらず,アレルギー反応を介しているとは思えない鼻炎がある。…

※「花粉症」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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