孤憤(読み)コフン

デジタル大辞泉 「孤憤」の意味・読み・例文・類語

こ‐ふん【孤憤】

自分一人世間ありさまを憤ること。
満腔の―を漏らした」〈蘆花思出の記

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精選版 日本国語大辞典 「孤憤」の意味・読み・例文・類語

こ‐ふん【孤憤】

  1. 〘 名詞 〙 一人で世をいきどおること。〔広益熟字典(1874)〕
    1. [初出の実例]「満腔の孤憤を漏らした」(出典:思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉六)
    2. [その他の文献]〔儲光羲‐貽袁三拾遺謫作詩〕

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