孤称(読み)こしょう

精選版 日本国語大辞典 「孤称」の意味・読み・例文・類語

こ‐しょう【孤称】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「孤」は徳が少ないの意で、昔、中国諸侯君主自分を謙遜していった語 ) 王侯の位につくこと。
    1. [初出の実例]「君、呉越を并(あわ)せられ、中国に臨みて、南面にして孤称(コセウ)せんとならば」(出典太平記(14C後)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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