日本歴史地名大系 「学蓮寺」の解説 学蓮寺がくれんじ 愛媛県:伊予三島市岡銅村学蓮寺[現在地名]伊予三島市豊岡町岡銅 学蓮寺岡銅(おかどう)村北部の豊田(とよだ)村に近い地域で、享保一三年(一七二八)の御尋書覚(河村家文書)に枝郷として「学蓮寺」がみえる。元禄三年(一六九〇)に大水害を受けた豊田村のため、学蓮寺に三町二畝歩の御見取場が許され一四人が入作した(→豊田村)。ほかに宝暦一〇年(一七六〇)の御林竹木御改帳に「学蓮寺御林一ケ所但山此反別三町一反九畝二拾三歩」とあり、もとの竹藪が枯れたので、正徳四年(一七一四)に御林に仕立てたとあり、同三年の名寄帳には「学蓮寺番人喜兵ヱ」と番人も置いていた。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by