宅配ボックス(読み)タクハイボックス

デジタル大辞泉 「宅配ボックス」の意味・読み・例文・類語

たくはい‐ボックス【宅配ボックス】

集合住宅共用部分などに設置される、不在時に宅配便などを受け取るための設備荷物ボックスに入れると錠がかかり、暗証番号ICカードなどをもつ受け取り人のみが開けられる仕組み。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

知恵蔵mini 「宅配ボックス」の解説

宅配ボックス

宅配便を受け取るための専用の箱のこと。大きく分けて、暗証番号を使い荷物の出し入れを行うオフラインのものと、オンラインでコントロールセンターとつながっているものとがある。宅配業者は届け先が不在の時でも預けられ、受け取り側も時間を気にせずに済むなど利便性が高い。1986年、株式会社フルタイムシステム(東京都千代田区)が世界で初めて製造・販売を行い、その創業記念日(5月1日)が日本記念日協会により「宅配ボックスの日」に制定されている。近年、インターネット通販の荷物が増えるなどして物流業界が深刻な人手不足に陥り、17年春にはヤマト運輸株式会社の労使間で配送の時間帯指定サービスの一部廃止などが合意に達した。このニュースを受け受注が激増し、パナソニック株式会社は17年4月3日に予定していた宅配ボックスの新製品の発売を延期することを発表した。

(2017-3-30)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

不動産用語辞典 「宅配ボックス」の解説

宅配ボックス

分譲マンションなどで、居住者が不在の時でも荷物を受け取れるようにした設備を「宅配ボックス」といいます。
届け先の居住者が留守の際、宅配業者が、宅配ボックスに荷物を入れ施錠しておけば、居住者は、帰宅時に簡単な操作で受け取ることができるというものです。
一人暮らしや共働き家庭には便利な設備で、最近では、書留郵便物対応やクレジットカードによる決済システムをもつタイプも登場しています。

出典 不動産売買サイト【住友不動産販売】不動産用語辞典について 情報

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