宇佐美毅(読み)ウサミ タケシ

20世紀日本人名事典 「宇佐美毅」の解説

宇佐美 毅
ウサミ タケシ

昭和期の官僚 元・宮内庁長官



生年
明治36(1903)年12月9日

没年
平成3(1991)年1月19日

出生地
東京都新宿区

学歴〔年〕
東京帝大法学部政治学科〔昭和3年〕卒

主な受賞名〔年〕
勲一等旭日大綬章〔昭和51年〕

経歴
東大英文科に入学、のち法学部に移る。昭和3年内務省に入省。12年造神宮主事となり、内相秘書官、鳥取県警察部長、東京都教育長などを歴任後、25年宮内庁次長、28年長官に就任。以後24年間にわたって長官をつとめ、皇太子妃決定、新宮殿造営などを手がけ、昭和天皇訪欧訪米に随行した。53年参与となる。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「宇佐美毅」の解説

宇佐美毅 うさみ-たけし

1903-1991 昭和時代の官僚。
明治36年12月9日生まれ。宇佐美洵(まこと)の弟。昭和3年内務省にはいる。内相秘書官,鳥取県警察部長などをへて,戦後は初代東京都教育長。25年宮内庁次長,28年長官となる。皇太子妃(美智子妃)の決定,新宮殿の造営,昭和天皇・皇后の訪欧と訪米などにかかわった。平成3年1月19日死去。87歳。東京出身。東京帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「宇佐美毅」の解説

宇佐美 毅 (うさみ たけし)

生年月日:1903年12月9日
昭和時代の官僚。宮内庁長官;東京都教育庁
1991年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android