コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

皇太子妃 コウタイシヒ

3件 の用語解説(皇太子妃の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

こうたいし‐ひ〔クワウタイシ‐〕【皇太子妃】

皇太子の配偶者の称。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

大辞林 第三版の解説

こうたいしひ【皇太子妃】

皇太子の配偶者。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

皇太子妃
こうたいしひ

皇嗣(こうし)たる皇子である皇太子の配偶者の称。明治以前においては、たとえば律令(りつりょう)などにおいて、とくに皇太子の規定がなく、皇女、皇弟、皇孫が皇太子となる場合があり、また1人とは限らなかった。このため皇太子妃についても、とくに規定はなく、男子の皇太子の配偶者としての意味として把握せざるを得ない。そもそも「妃」は、後宮における后妃(こうひ)の地位の一つで、律令においては、皇后に次ぐ天皇の妻室をさし、夫人、嬪(ひん)の上位にあった。他方、天皇以下、皇太子、親王などの配偶者をさす総称でもあった。1889年(明治22)に皇室典範が制定され、「皇位ハ皇長子ニ伝フ」、「皇長子在ラサルトキハ皇長孫ニ伝フ」と、皇位継承順位が確立し、生まれながら皇太子としての身位(しんい)が決められ、皇太子の配偶者として皇太子妃という概念も定着した。もっとも、大正天皇の皇太子時代までは儲君治定(ちょくんじじょう)、立太子(りったいし)の礼によって身位が定められ、生まれながらの皇太子は裕仁(ひろひと)親王(昭和天皇)以後のこととなる。第二次世界大戦前までは、皇后になるべき身分は、皇族あるいは公侯爵の子女という内規があり、そのため皇太子妃についても身分の制約があった。実際、明治天皇の皇后の一条美子(はるこ)と大正天皇の皇后の九条節子(さだこ)は、ともに摂家(せっけ)で明治維新後に公爵家となり、昭和天皇の皇后は皇族久邇宮(くにのみや)家の良子(ながこ)であった。しかし、第二次世界大戦後は皇室典範も改正されて、内規も撤廃され、皇太子明仁(あきひと)親王(今上天皇)の妃には、旧皇族でも華族でもない、日清(にっしん)製粉社長正田英三郎(しょうだひでさぶろう)の長女の正田美智子(みちこ)が決定し、新時代の皇太子妃として広く受け入れられた。一方、旧来の伝統を尊重する人々のなかには、こうした動きに同調しえず、それらは結果として美智子皇太子妃への精神的圧迫となったとも伝えられる。現皇太子徳仁(なるひと)親王の妃も、外務官僚である小和田恒(おわだひさし)の長女で自身も現役の外務官僚であった小和田雅子(まさこ)が決定し、従来の身分による規制は事実上もなくなった。[小田部雄次]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

皇太子妃の関連キーワード逆縁婚配偶者間人工授精配偶者控除一親等直系姻族配偶者特別控除春の宮被扶養者傍系姻族東宮

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

皇太子妃の関連情報