日本歴史地名大系 「宇川保」の解説 宇川保うかわほ 京都府:竹野郡丹後町宇川保現丹後町の東部、宇川流域および宇川河口から東へ袖志(そでし)付近までの海岸部に比定される。丹後国田数帳に、<資料は省略されています>とある。貞治二年(一三六三)九月二日付の丹後国に下された官宣旨(鹿王院文書)に「応任本寺例、免除伊勢太神宮役夫工米、御禊、大嘗会以下勅役、院役、并都鄙寺社所役、及国中段米、関米、恒例臨時大小公役等、永為天竜資聖禅寺雲居庵領、当国宇河庄半分地頭職并余戸里事」とみえるので、地頭雲居(うんご)寺は天龍(てんりゆう)寺(現京都市右京区)雲居庵であることがわかる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by