デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「宇治王」の解説 宇治王 うじおう ?-? 奈良時代の官吏。天平(てんぴょう)9年(737)内蔵頭(くらのかみ)となり,のち刑部大輔(ぎょうぶのたいふ),中務(なかつかさの)大輔などをつとめる。山背(やましろ)(京都府)の路上で奈良の下毛野(しもつけの)寺の僧諦鏡(たいきょう)らが無礼をはたらいたとして,うちはらったため,仏罰で病死したという。宇遅王ともかく。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例