仏罰(読み)ブツバチ

デジタル大辞泉 「仏罰」の意味・読み・例文・類語

ぶつ‐ばち【仏罰】

仏から受ける罰。ぶつばつ
[類語]天罰天誅神罰

ぶつ‐ばつ【仏罰】

ぶつばち(仏罰)

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「仏罰」の意味・読み・例文・類語

ぶつ‐ばち【仏罰】

  1. 〘 名詞 〙 仏から加えられる罰。仏から受ける罰。ぶつばつ。
    1. [初出の実例]「いかなる仏ばち三宝の冥加には尽果てた」(出典:浄瑠璃・鑓の権三重帷子(1717)上)

ぶつ‐ばつ【仏罰】

  1. 〘 名詞 〙ぶつばち(仏罰)日葡辞書(1603‐04)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の仏罰の言及

【罰】より

…罰には,社会的規範にそむいた者に対して法的制裁を加える刑罰と,倫理的・宗教的規範を犯した者に加えられる超越的な制裁(天罰,神罰,仏罰)の2種がある。前者の刑罰については古くから,犯罪に対する応報的な刑罰と,犯罪の発生を予防するための抑止的な刑罰の2種の考え方があったが,罰として科せられる不快・苦痛の度合にもその考えにもとづいて軽重の差が設けられた。…

※「仏罰」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android