宇那神社(読み)うなねじんじや

日本歴史地名大系 「宇那神社」の解説

宇那神社
うなねじんじや

[現在地名]宮城町芋沢 明神

祭神桓武天皇。旧村社。かつての別当寺芋沢いもざわの本山派修験光徳山寿命じゆみよう院。同院の開基は天文五年(一五三六)頃と考えられる(芋沢村安永風土記)。現在は廃院。当社の勧請年代はつまびらかでないが、同風土記には「永禄年中迄国分郷六村ニ御鎮座御座候処、其後当村御遷宮ニ御座候」とあり、慶長一四年(一六〇九)郷六孫九郎義澄が郷六ごうろくより遷座したという(宮城郡誌)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android