20世紀日本人名事典 「宇野収」の解説
宇野 収
ウノ オサム
昭和・平成期の実業家 帝塚山学院理事長;東洋紡名誉顧問;元・関経連会長。
- 生年
- 大正6(1917)年5月29日
- 没年
- 平成12(2000)年11月12日
- 出生地
- 京都府京都市左京区東丸太町
- 学歴〔年〕
- 東京帝国大学法学部〔昭和17年〕卒
- 主な受賞名〔年〕
- 藍綬褒章〔昭和57年〕,財界賞〔平成1年〕,西ドイツ功労勲章大功労十字星章〔平成2年〕,レジオン・ド・ヌール勲章オフィシエ章〔平成2年〕,経済界大賞(特別賞 第16回)〔平成2年〕,勲一等瑞宝章〔平成3年〕,韓国修交勲章(興仁章)〔平成4年〕
- 経歴
- 昭和20年大建産業(のち呉羽紡績)入社。綿事業部、営業部、総務部各部長を歴任。41年合併により東洋紡績(呼称・東洋紡)と改称。商品開発部長、46年取締役、49年常務、51年専務、52年副社長を経て、53年社長、58年会長、平成4年取締役名誉会長。6年相談役、9年名誉顧問に退く。また昭和61年関西文化学術研究都市推進機構理事長、62年〜平成6年関経連会長、3〜6年大阪湾ベイエリア開発推進機構(BARD)会長を務めた。中央では平成2年から3年間、第三次臨時行政改革推進審議会会長代理を務めたほか、国会等移転調査会会長、地方制度調査会会長を歴任、規制緩和や地方分権推進の旗振りを担った。共著に「『青春』という名の詩」がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報