デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「守屋恭吾」の解説 守屋恭吾 もりや-きょうご 大仏(おさらぎ)次郎の小説「帰郷」の主人公。他人の罪を着て,海外に亡命した元海軍軍人。敗戦後帰国し,娘や,かつてシンガポールで関係があった人々ともあうが,放浪中に夢みたうつくしい日本の伝統はうしなわれており,絶望してふたたび日本をはなれる。小説は昭和23年「毎日新聞」に連載。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例