安全器(読み)アンゼンキ

デジタル大辞泉 「安全器」の意味・読み・例文・類語

あんぜん‐き【安全器】

電気回路中に設ける危険防止器具。規定以上の電流が流れると自動的に回路を遮断する。

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精選版 日本国語大辞典 「安全器」の意味・読み・例文・類語

あんぜん‐き【安全器・安全機】

  1. 〘 名詞 〙
  2. あんぜんそうち(安全装置)〔五国対照兵語字書(1881)〕
  3. 電気回路中に設置する安全装置。過度の電流が流れるとヒューズが溶けて自動的に回路を遮断する。
    1. [初出の実例]「Safety 〈略〉安全器、保安器」(出典:電気訳語集(1893)〈伊藤潔〉)
  4. とくに屋内配線の引込み点や分岐点に使われる磁製箱型のもの。安全開閉器。〔最新百科社会語辞典(1932)〕

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百科事典マイペディア 「安全器」の意味・わかりやすい解説

安全器【あんぜんき】

カットアウトスイッチともいい,電灯の引込口や分岐回路に使用される開閉器。磁器製の箱のふたを手動で開閉することにより回路を開閉する。ふたの内側にヒューズを取り付け(家庭用は通常15アンペア),自動的に超過電流を防ぐ。近年は同じ目的ブレーカーが使用されている。
→関連項目スイッチ

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「安全器」の意味・わかりやすい解説

安全器
あんぜんき

カットアウトスイッチ

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