安太多良真弓(読み)アダタラマユミ

精選版 日本国語大辞典 「安太多良真弓」の意味・読み・例文・類語

あだたら‐まゆみ【安太多良真弓・安達太郎檀弓】

  1. 〘 名詞 〙 古く、岩代国安達郡(福島県二本松付近)の安達太良山から産出する檀(まゆみ)で作った弓。あだちのまゆみ。
    1. [初出の実例]「陸奥(みちのく)の吾田多良真弓(あだタラまゆみ)(つら)はけて引かばか人の吾を言なさむ」(出典万葉集(8C後)七・一三二九)

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