安岡斧太郎(読み)やすおか おのたろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「安岡斧太郎」の解説

安岡斧太郎 やすおか-おのたろう

1839-1864 幕末尊攘(そんじょう)運動家。
天保(てんぽう)10年9月生まれ。土佐(高知県)安芸(あき)郡の庄屋土佐勤王党にくわわり,五十人組として江戸にでて山内豊信(とよしげ)を護衛した。文久3年勝海舟の門で海軍術をまなぶ。同年8月天誅(てんちゅう)組の挙兵にくわわり,砲隊伍長(ごちょう)としてたたかったが,捕らえられ文久4年2月16日処刑された。26歳。名は直行

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android