安掛村(読み)あがけむら

日本歴史地名大系 「安掛村」の解説

安掛村
あがけむら

[現在地名]美山町大字安掛

平屋ひらや一〇ヵ村の一。由良川上流右岸に位置し、若狭(小浜)街道に沿った山間集落。川の上流(北東)荒倉あらくら村、下流(南西)上平屋かみひらや村で、対岸野添のぞえ村・長尾ながお村。古代は「和名抄」に記す弓削ゆげ郷に属し、中世は野々村ののむら庄の地。

慶長七年(一六〇二)幕府領、元和五年(一六一九)より園部藩領となる。元禄一三年(一七〇〇)丹波国郷帳によると、高一五一・三六七石、旧高旧領取調帳では二三四・六三九石。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android