安木屋場(読み)あんきやば

日本歴史地名大系 「安木屋場」の解説

安木屋場
あんきやば

[現在地名]龍郷町安木屋場

えんの東方、龍郷の北、笠利かさり湾の西の口にある地名。北の浜に立神たちがんがあり、東に今井いまい崎、その南にくじら浜が連なる。江戸時代にはいん村のうちであったと思われ、漁網の干し場として小屋が建っており、地名は網小屋の転訛という。今井崎は正保琉球国絵図に「大くろ崎」とあるが、平家の見張所跡であると伝え、今井神社がある。「大島私考」によれば、名瀬なぜ間切龍郷たじご方の円村に鎮座する今井権現は、今井権太夫の霊を祀り、毎年九月九日の正祭はノロクメがつかさどるという。権太夫は蒲生左衛門とともに平行盛随侍瀬名せなノ城を警固するため津代つしろ(現笠利町)と「深井カ浦」の左右に分れ、権太夫は鼻崎つまり現社地に居住して大和船の来着を監視していたという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

立春から数えて 88日目で,現行暦では5月2日頃にあたる。八十八夜を過ぎればもはや晩霜も終りになるので,農家ではこれを種まきや茶摘み,その他の農作業開始の基準としている。日本では明暦3 (1657) ...

八十八夜の用語解説を読む