安永蕗子(読み)やすなが ふきこ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「安永蕗子」の解説

安永蕗子 やすなが-ふきこ

1920-2012 昭和後期-平成時代の歌人,書家
大正9年2月19日生まれ。昭和29年父安永信一郎の「椎の木」にくわわる。55年「朱泥」で現代短歌女流賞,平成3年「冬麗」で迢空(ちょうくう)賞。同年から「椎の木」を主宰。10年歌会始選者。自然を格調たかくうたう。町春草にまなび,かな書作家としても活躍。熊本県教育委員長もつとめた。平成24年3月17日死去。92歳。熊本県出身。熊本女子師範卒。号は春炎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

1969年から続く英国の文学賞「ブッカー賞」の翻訳書部門で、他言語から英語に翻訳された優れた作品に贈られる。翻訳者の仕事を重視し、賞金5万ポンド(約970万円)は作家と翻訳者で折半される。2005年...

国際ブッカー賞の用語解説を読む