安田石牙(読み)やすだ せきが

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「安田石牙」の解説

安田石牙 やすだ-せきが

1733-1797 江戸時代中期-後期の医師,俳人
享保(きょうほう)18年生まれ。甲斐(かい)山梨郡小原村の人。京都の賀川玄迪(げんてき)に医学を,高桑闌更(らんこう)に俳諧(はいかい)をまなぶ。寛政4年近郷の農民による代官排斥の運動をたすけて上訴文を起草し,信濃(しなの)(長野県)伊那郡に身をかくし,同地で寛政9年11月1日死去。65歳。名は永。通称は多善。別号に落葉庵など。母方の早川姓も名のる。句集に「落葉庵詠草」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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