安祥寺流(読み)あんじょうじりゅう

精選版 日本国語大辞典 「安祥寺流」の意味・読み・例文・類語

あんじょうじ‐りゅうアンジャウジリウ【安祥寺流】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。東密三十六流の一つ。野沢十二流の一つ。小野三流の一つ。真言事相の上で分かれた流派の一つで、安祥寺宗意に始まる。近世に江戸の霊雲寺浄厳が継承して新安流を興す。安流。
    1. [初出の実例]「東流十二流 小野三流〈勧修寺流、安祥寺流、随心寺流〉」(出典:密門雑抄(1862頃か))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android