宗意(読み)そうい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「宗意」の解説

宗意(1) そうい

1074-1148 平安時代後期の僧。
承保(じょうほう)元年生まれ。源基平(もとひら)の孫。真言宗長治(ちょうじ)元年勧修(かじゅう)寺の厳覚(ごんかく)より灌頂(かんじょう)をうける。保安(ほうあん)元年京都安祥寺(あんじょうじ)座主(ざす)となり,小野流の聖教,霊宝,秘具を相承して小野三流の一つ安祥寺流をひらいた。永治(えいじ)元年権(ごんの)律師。久安4年5月19日死去。75歳。通称は大夫律師,安祥寺律師。

宗意(2) そうい

?-? 江戸時代前期の作陶家。
京都の人。茶をたしなむかたわら,陶器をやいた。銘は井桁(いげた)風に数本の平行線を交差させたものをもちいた。

宗意 しゅうい

そうい(1)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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