精選版 日本国語大辞典 「安見知・八隅知」の意味・読み・例文・類語
やすみしし【安見知・八隅知】
枕 国の隅々まで知らす(治める)意、または、安らかに知ろしめす意から、「我が大君」およびその変形である「我ご大君」にかかる。
※万葉(8C後)一・三六「八隅知之(やすみしシ) 我が大君の 聞こしをす 天の下に 国はしも 多(さは)にあれども」
やすみ‐しる【安見知・八隅知】
※顕輔集(1155頃)「やすみしる我が大君の御代にこそいとど安良の里も富ぬれ」
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