安間村
あんまむら
[現在地名]浜松市安間町
安間川東岸、北島村の南東に位置する。長上郡の東端にあたり、東は豊田郡中野町村・萱場村・国吉村。北端を東海道が東西に通る。中世は蒲御厨のうち安間郷として推移。松平忠頼領郷村帳では高一七六石余、田三三町四反余・畑二〇町二反余。領主の変遷は東村と同じで天保六年(一八三五)には幕府中泉代官支配所であったが、弘化四年(一八四七)には旗本松平領。旧高旧領取調帳では幕府領一八三石余、別に地蔵堂領五石余の記載がある。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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