日本歴史地名大系 「宗像一号墳」の解説 宗像一号墳むなかたいちごうふん 鳥取県:米子市宗像村宗像一号墳[現在地名]米子市宗像宗形(むなかた)神社の背後の丘陵上にある宗像古墳群四二基中の盟主墳。同社裏の標高約五〇メートルの支陵には二五基が密集しており、古墳群の中枢をなしている。一号墳は全長三七メートル、後円部直径二八メートル、高さ六メートルの前方後円墳で、後円部に並行する二基の横穴式石室をもつ特異な古墳である。昭和二七年(一九五二)に発掘調査され、前方部側の第一石室は長さ三・二メートル、幅一・九メートル、高さ一・四メートルの規模で前室・後室に仕切られている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by