宗慶村(読み)そうけむら

日本歴史地名大系 「宗慶村」の解説

宗慶村
そうけむら

[現在地名]真正町宗慶

上真桑かみまくわ村の南、軽海かるみ村の東に位置し、糸貫いとぬき川西岸の平坦低地に立地。村域を小河川のなか川・戸泉といずみ川が南流する。根尾ねお川の形成した扇状地の後背湿地部にあたる。慶長郷帳に村名がみえ、高四〇七石余。元和二年(一六一六)の村高領知改帳には「そうけい村」とみえ、奥平忠隆(加納藩)領。正保郷帳では田方四五三石余・畑方五三石余。宝暦五年(一七五五)幕府領となり、享和三年(一八〇三)から陸奥平藩領。天明八年(一七八八)の村明細帳によれば、延宝七年(一六七九)内検により高五四五石余・反別四七町四反余、うち田方高四九四石余・反別四〇町八反余、畑方高五〇石余・反別六町五反余となった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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