真正町(読み)しんせいちよう

日本歴史地名大系 「真正町」の解説

真正町
しんせいちよう

面積:一一・六八平方キロ

本巣郡南東部に位置し、根尾ねお川が形成した緩傾扇状地の末端部、標高一〇―一五メートルの平坦地に立地。南は巣南すなみ町・穂積ほづみ町、東は北方きたがた町、北東から北は糸貫いとぬき町、西は根尾川を隔てて揖斐いび大野おおの町。東境糸貫川西境を根尾川(藪川)、中央をさい川が南流する。東域を樽見鉄道が弧状に縦断し、名鉄揖斐線が中央北寄りを横断する。主産業は農業で、米作のほか梨・富有柿などの果樹栽培が盛んである。なお古くから真桑瓜の産地として著名であった。近年交通の便もよく岐阜市・大垣市のベッドタウン化が進んでいる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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