宗教現象学(読み)しゅうきょうげんしょうがく(その他表記)phenomenology of religion

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「宗教現象学」の意味・わかりやすい解説

宗教現象学
しゅうきょうげんしょうがく
phenomenology of religion

比較と本質直観により宗教の内的構造の把握を目指す学問。換言すれば,宗教現象の内部にある本質的構造を導きとして,個々の宗教の内容を理解しながら,そこにとどまらず,さらに理想類型へと昇華させることにより,宗教のダイナミックな構造を明らかにしていくことを目指している。宗教現象学は,宗教諸学のなかでは最も新しく,その先駆は 18世紀頃に求められるが,特に 20世紀に入ってから注目されるようになった。代表的宗教学者としては,G.レーウや C.J.ブレーカー,R.ペッタツォーニ,J.ワッハ,M.エリアーデらがいる。

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