官邸主導型決定(読み)かんていしゅどうがたけってい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「官邸主導型決定」の意味・わかりやすい解説

官邸主導型決定
かんていしゅどうがたけってい

首相とその周辺である内閣官房イニシアティブをとる決定のこと。官邸とは首相官邸を指している。首相が強い関心を持つ政策案件ではあるとしても,必ずしも首相の意図のままに決定がなされるわけでもない。その場合首相は,威信喪失という政治的リスクを冒すことになる。したがって「司々 (つかさつかさ) にまかす」 (竹下元首相) のが安全である。しかし,貿易摩擦に限らず最近は官庁間,族議員間にまたがる政策案件がしだいに増加し,それらのレベルでは決着困難なケースがしばしば登場するようになった。官邸主導型決定はこのような状況において,「外圧」や権威ある審議会などを援用して問題を解決する手段として用いられるようになっている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む