内閣のトップである首相を直接補佐する政府機関。国政に関する基本方針の企画立案、国政上の重要事項の総合調整、情報収集や危機管理などを担う。1億総活躍推進室や観光戦略実行推進室、拉致問題対策本部事務局といった多様な組織を抱えており、財務省や厚生労働省、国土交通省など多くの中央省庁が人材を出向させて実務を支えている。
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内閣の事務を助けるため、内閣法(昭和22年法律第5号)に基づいて内閣に置かれる補助機関。内閣官房長官(国務大臣)がその事務を統轄するが、補助者として官房副長官3名、官房副長官補3名、危機管理監、内閣広報官などが置かれている。官房副長官には政務担当として国会議員もあてられるが、官房副長官補は行政各分野の事務経験者のなかから任命される。官房副長官補は、内政、外務、安全保障・危機管理に関する官房の事務をそれぞれ分担して担当する。内閣官房にかかわる事項についての主任の大臣は内閣総理大臣である(内閣法23条)。
[小松 進]
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(新藤宗幸 千葉大学法経学部教授 / 2007年)
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…また,国家行政組織法の適用を受けるのは,〈内閣の統轄の下における行政機関〉であるが,内閣に直属する内閣補助機関および内閣から独立して憲法に設置根拠を直接置く会計検査院にも官房組織が存在することはもちろんである。それらの中でもっともよく知られるのが内閣官房である。この内閣官房は〈閣議事項の整理その他内閣の庶務〉を担当する機関として戦前より存続し,現在では,〈閣議事項の整理その他内閣の庶務,閣議に係る重要事項に関する総合調整その他行政各部の施策に関するその統一保持上必要な総合調整及び内閣の重要政策に関する情報の収集調査に関する事務〉(内閣法12条2項)を担当する機関として,とくにその総合調整機能が強調されるようになっている。…
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