定めし(読み)サダメシ

デジタル大辞泉 「定めし」の意味・読み・例文・類語

さだめ‐し【定めし】

[副](あとに推量の語を伴って)おそらく。きっと。さぞかし。「定めし楽しかったことだろう」「定めしつらかろうと思う」
[類語]さぞさぞかしさぞやさだめてさこそ

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精選版 日本国語大辞典 「定めし」の意味・読み・例文・類語

さだめ‐し【定し】

  1. 〘 副詞 〙 ( 下に推量の表現を伴う ) 「さだめて(定━)[ 二 ]」と同じ用法。きっと。たぶん。〔かた言(1650)〕
    1. [初出の実例]「定(サダ)めし美麗婦人(ずこいしろもの)らしいよ」(出典西洋道中膝栗毛(1870‐76)〈仮名垣魯文〉三)

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