定力(読み)ジョウリキ

デジタル大辞泉 「定力」の意味・読み・例文・類語

じょう‐りき〔ヂヤウ‐〕【定力】

仏語五力の一。禅定ぜんじょうにそなわる力。心を乱されない力。禅定力。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「定力」の意味・読み・例文・類語

じょう‐りきヂャウ‥【定力】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。五力の一つ。禅定(ぜんじょう)にそなわる、悪不善を断ずるはたらきのことで、禅定をそのはたらきの面からとらえたもの。〔正法眼蔵(1231‐53)〕
    1. [初出の実例]「上人定力堅固なりけれは、隙を伺事を得ず」(出典:太平記(14C後)一八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android