宝刹(読み)ほうせつ

精選版 日本国語大辞典 「宝刹」の意味・読み・例文・類語

ほう‐せつ【宝刹】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 浄土。仏の国の美称
    1. [初出の実例]「直向安養之宝刹、必昇兜率之天宮」(出典性霊集‐八(1079)有人為亡親修法事願文)
  3. 寺院の美称。
    1. [初出の実例]「此故に彼寺を、異名には平愈寺と申也。〈略〉誠に大善功徳の宝刹(ホウセツ)なり」(出典:古郷帰の江戸咄(1687)五)
    2. [その他の文献]〔沈約‐内典序〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「宝刹」の読み・字形・画数・意味

【宝刹】ほうさつ

寺。

字通「宝」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android