宝刹(読み)ほうせつ

精選版 日本国語大辞典 「宝刹」の意味・読み・例文・類語

ほう‐せつ【宝刹】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 浄土。仏の国の美称
    1. [初出の実例]「直向安養之宝刹、必昇兜率之天宮」(出典性霊集‐八(1079)有人為亡親修法事願文)
  3. 寺院の美称。
    1. [初出の実例]「此故に彼寺を、異名には平愈寺と申也。〈略〉誠に大善功徳の宝刹(ホウセツ)なり」(出典:古郷帰の江戸咄(1687)五)
    2. [その他の文献]〔沈約‐内典序〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「宝刹」の読み・字形・画数・意味

【宝刹】ほうさつ

寺。

字通「宝」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android