実体図化機(読み)じったいずかき(その他表記)stereoscopic plotting instrument

日本大百科全書(ニッポニカ) 「実体図化機」の意味・わかりやすい解説

実体図化機
じったいずかき
stereoscopic plotting instrument

実体写真(ステレオペアstereo pair)から地図を描いたり各種の測定をする装置で、空中写真用、地上写真用などがある。空中写真からは平面位置だけでなく高さの測定や等高線の描画断面図作成なども直接にできるものがある。

[尾崎幸男 2016年11月18日]

 1990年代後半には、空中写真をスキャナで読み取り、コンピュータを用いて図化するデジタル図化機が使用されるようになった。

[編集部 2016年11月18日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android