実竹(読み)ジッチク

デジタル大辞泉 「実竹」の意味・読み・例文・類語

じっ‐ちく【実竹】

マダケ類の地下茎断崖から空中に伸びて枝葉が生えたもの。普通の地下茎と異なり中空ではないので、印章・つえなどに用いる。宮城県松島地方に産する。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「実竹」の意味・読み・例文・類語

じっ‐ちく【実竹】

〘名〙 マダケなどの地下茎が断崖から逸脱直上したもの。茎が中実で、杖、印材などに用いる。宮城県松島が産地として名高い。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android