実藤恵秀(読み)サネトウ ケイシュウ

20世紀日本人名事典 「実藤恵秀」の解説

実藤 恵秀
サネトウ ケイシュウ

昭和期の中国文学者 元・早稲田大学教授



生年
明治29(1896)年5月13日

没年
昭和60(1985)年1月2日

出生地
広島県賀茂郡東野村(現・竹原市)

別名
筆名=さねとう けいしゅう(サネトウ ケイシュウ)

学歴〔年〕
早稲田大学文学部支那文学科〔大正15年〕卒,東京外国語学校(現・東京外国語大学)〔昭和5年〕卒

学位〔年〕
文学博士(早稲田大学)〔昭和35年〕

経歴
昭和10年早稲田第二高等学院教授、24〜42年早稲田大学教授、44〜53年聖徳学園短大教授などを歴任著書に「現代中国語入門」「中国人日本留学史」「中国の文字改革」「近代日中交渉史話」「日中非友好の歴史」「中国留学生史談」などの他訳書多数。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「実藤恵秀」の解説

実藤恵秀 さねとう-けいしゅう

1896-1985 昭和時代の中国研究者。
明治29年5月13日生まれ。昭和10年竹内好(よしみ)らの中国文学研究会にくわわる。24年母校早大の教授となる。大学在学中から近代の日中文化交流関心をもち,35年に「中国人日本留学史」をまとめた。昭和60年1月2日死去。88歳。広島県出身。訳書に黄遵憲(こう-じゅんけん)の「日本雑事詩」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「実藤恵秀」の解説

実藤 恵秀 (さねとう けいしゅう)

生年月日:1896年5月13日
昭和時代の中国研究者。早稲田大学教授
1985年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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