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文字改革 もじかいかく

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大辞林 第三版の解説

もじかいかく【文字改革】

伝統的に用いられていた文字体系や正書法・字体をあらためること。1928年トルコでのアラビア文字からローマ字への移行、第二次大戦後の中国大陸での簡体字化などが知られる。

出典|三省堂
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世界大百科事典 第2版の解説

もじかいかく【文字改革 Wén zì gǎi gé】

中国では,甲骨文の時代から今日に至るまで漢字を用い,その表意文字表語文字としての性格を変えることはなかった。そのために,漢字はおびただしい数にのぼり,その形も複雑にならざるをえなかった。しかも伝説によれば,漢字は黄帝の史官蒼頡(そうけつ)の考案になるといわれ,亀甲獣骨に刻まれた文意から察しても,漢字はその初めから統治者の専有物であり,庶民とは何のかかわりもないものであった。ところが,清代に入って,ヨーロッパ文明との接触が頻繁となるにつれて,知識人のあいだに,中国旧文明に対する反省が始まり,やがて清帝国の崩壊,続いて五・四運動へと進展するとともに,中国文明の停滞が漢字にあることに気がついた。

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世界大百科事典内の文字改革の言及

【簡体字】より

…日本でいえば《常用漢字表》に含まれているものと同じ性質の,いわば固有名詞的な使い方である。 前者,一般名詞としての簡体字は,漢字発展の歴史そのものが,概していえば前の時代の正字体をつぎつぎに簡略化し,その簡略化したものをその時代の正字体として公認するという段取りの繰返しであったともいえるぐらいだから,まして社会運動としての〈文字改革〉ということになると,その中の非常に大きな部分が漢字のこの簡略化であり,それはローマ字の国字としての採用を目ざす運動と並んで,運動の最も重要な柱のうちの一本となることはきわめて自然のことであった。それ以外の,人造の新字をもって漢字に替えようという運動は結局は実らず,置きみやげとして漢字のルビとして今でもときに(台湾ではむしろ常に)使われる〈注音字母〉をのこすだけで終わった。…

※「文字改革」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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