実験主義(読み)ジッケンシュギ

デジタル大辞泉 「実験主義」の意味・読み・例文・類語

じっけん‐しゅぎ【実験主義】

真理を具体的な経験でとらえようとする立場
デューイが主張する認識論上の立場。感覚的要素は特定目的実現を目ざす観念に導かれた積極的行為によってのみとらえられるもので、このような実験的態度がなければ意義をもたないとする説。実験的経験論。→インストルメンタリズム

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「実験主義」の意味・読み・例文・類語

じっけん‐しゅぎ【実験主義】

  1. 〘 名詞 〙 あらゆる知的活動を科学における実験と同じ型のものとして考える立場。プラグマティズム的な経験立場の一形態。特にデューイが代表的。実験論

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android