宣制(読み)せんせい

精選版 日本国語大辞典 「宣制」の意味・読み・例文・類語

せん‐せい【宣制】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「制」はみことのり。みことのりを宣(のたま)う意 ) 宣命(せんみょう)を読み上げること。「諸聞食止宣(もろもろ聞きたまへとのたまふ)」のようなきまり文句で一段落し、諸臣称唯(いしょう)(=承る者が「おお」と返事をすること)と再拝が行なわれる。但し、平安中期からは実際には読まず、ただ宣命使が宣命を少し開いて押合わせるしぐさをするだけとなり、続く称唯も略されて再拝拝舞のみとなった。
    1. [初出の実例]「即宣命大夫降同階、就版位、宣制云」(出典内裏式(833)会)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

初冠,加冠,烏帽子着ともいう。男子が成人し,髪形,服装を改め,初めて冠をつける儀式。元服の時期は一定しなかったが,11歳から 17歳の間に行われた。儀式は時代,身分などによって異なり,平安時代には髪を...

元服の用語解説を読む