室山城跡(読み)むろやまじようあと

日本歴史地名大系 「室山城跡」の解説

室山城跡
むろやまじようあと

[現在地名]御津町室津

室構・室要害または室津加茂むろつかも城ともよばれ、室津港の東側の尾根上に築かれていたとされる。畑地化のため現状では遺構は明確でない。源平の合戦で平家方が室山に陣を布き、源行家を破っている(「平家物語」巻八)。また建武三年(一三三六)播磨まで進んだ新田義貞軍と赤松則村方とが室山で戦い、赤松方は敗れて白旗しらはた(現上郡町)へ退いている(「太平記」巻一六)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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