宮内一号墳(読み)みやうちいちごうふん

日本歴史地名大系 「宮内一号墳」の解説

宮内一号墳
みやうちいちごうふん

[現在地名]大山町宮内

孝霊こうれい山の北東山麓の標高二〇〇メートルの山裾一帯に一〇八基の古墳が群集する宮内古墳群がある。当古墳はそのほぼ中央に位置する円墳で、直径約二五メートル、高さ約五メートル。埋葬施設は北東に開口する石棺形石室で、整美な切石造である。玄室の長さ三・八メートル、奥壁幅二・五メートル、高さ三・一メートルで長方形プランを呈し、奥壁に並行して屍床仕切石を設けている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android