デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「宮古路国太夫」の解説
宮古路国太夫(2代) みやこじ-くにたゆう
宮古路豊後掾(ぶんごのじょう)の子,または養子。はじめ宮古路若太夫を名のる。2代国太夫としては寛保(かんぽう)2年(1742)大坂での出演が初見で,宝暦2年(1752)まで名がみえる。2代豊後掾をついだともいうが,詳細は不明。
宮古路国太夫(3代) みやこじ-くにたゆう
初代宮古路薗八(そのはち)の門人。はじめ宮古路世代太夫を名のる。宝暦12年(1762)3代国太夫をつぎ,同年豊後掾(ぶんごのじょう)を名のったともいう。国太夫の名は明和5年(1768)までみえる。