宮商(読み)きゅうしょう

精選版 日本国語大辞典 「宮商」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐しょう‥シャウ【宮商】

  1. 〘 名詞 〙 音楽五音(宮、商、角、徴、羽)の宮と商の音階。転じて、音楽の音階。また、音楽。
    1. [初出の実例]「本自不嶺上、唯余風入韻宮商」(出典文華秀麗集(818)下・得澗底松〈嵯峨天皇〉)
    2. 「いつつの音声いだしつつ 宮商(キウシャウ)和して自然なり」(出典:三帖和讚(1248‐60頃)浄土)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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