宮城跡(読み)みやぐすくあと

日本歴史地名大系 「宮城跡」の解説

宮城跡
みやぐすくあと

[現在地名]徳之島町花徳

グスク跡。地元ではミヤグスクヤマ、スリバチヤマともいう。徳之島東岸の中央部、花徳けどく集落の南の海岸に接した標高六〇メートルを最高地点とする独立した丘に築かれる。頂上は平坦で中心部に自然石の神体が祀られている。そこから東に一段下って平坦面が続き、北側は急な崖で、西側は緩やかな坂道で大手があり、南西側には石積みがみられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android