宮崎手紬(読み)みやざきてつむぎ

事典 日本の地域ブランド・名産品 「宮崎手紬」の解説

宮崎手紬[染織]
みやざきてつむぎ

九州・沖縄地方、宮崎県地域ブランド
宮崎市・東諸県郡綾町で製作されている。慶長年間(1596年〜1615年)頃から始まった。まゆの真綿分けから手織りまで多岐にわたる全工程すべてが手作業でおこなわれる。植物染料による草木染めをしたのち、古来技法のそのままに手機で織りあげられる絹織物。型くずれせず軽やかで、着心地がよい。宮崎県伝統工芸品

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android